みすぼらしいウッドデッキは嫌だ…
メンテナンスがとても大変そう…
木材を使いたいが、火事が心配…
木材を水回りで衛生的に使いたい…
古民家を美しくリノベーションしたい…
ウッドデッキなどの木材を用いたエクステリアは美しく、とても人気があります。しかし、雨や紫外線の影響を受け経年劣化が早いため、メンテナンスの負担が高くなる欠点があります。液体ガラス塗装は、木材の良さを活かしつつ、弱点を克服する、木材の常識を変える新しい技術です。
木材エクステリアのポイント
ウッドデッキに代表される木材エクステリアは、一般的に以下のようなポイントが重要です。
耐候性 | 太陽光・温度・湿度・雨等による、変形、変色、劣化等が発生しないこと。 |
防蟻性 | シロアリ、キクイムシなどの害虫の定着、繁殖を防ぐこと。 |
耐菌性 | カビ、ブドウ球菌、大腸菌などの発生を防ぐこと。 |
耐腐朽性 | 木材腐朽菌の発生、繁殖を防ぐこと。 |
安全性 | 滑り、ささくれ、棘、などを防ぐこと。 |
メンテナンス性 | 劣化対策がしやすいこと。汚れを落としやすいこと。 |
価格・工期 | 品質に見合った価格と、適切な工期。 |
これらの木材エクステリアの課題は、液体ガラス塗装で解決することができます。
液体ガラス塗装とは?
完全無機質のナノ化されたコロイドガラスを木材中心部まで含浸・塗装することで、木材を改質、新たな付加価値を創造する、ガラス成分と有機成分の複合化技術です。
新築だけでなく、リフォーム・リノベーションにも適用でき、建築以外にも、景観、インフラなど、これまでにない新たな領域における木材利用の可能性を秘めています。(※液体ガラスは株式会社ニッコーが開発した、木材の改質・高付加価値化技術です。)
木材を長く美しく
ガラス成分との複合により改質処理された木材は、高い紫外線遮断効果、優れた撥水性、木材変形の抑止といった、これまでの木材の弱点を克服した特性を得ます。これにより木材の変色、退色、汚染、変形破損が長期間発生せず、木材についた汚れも簡単に落とすことができるようになります。
これまで負担になっていた、定期的なオイル塗装などのメンテナンス無しで、長く木材の美しさを保つことができます。
シロアリ、腐れを防ぐ
改質処理によりガラス質を充填した木材は、シロアリが食べることができないため、防腐剤と同等のシロアリ防止効果を得ることができます。同時に水の侵入を阻止するため、木材を腐らせる木材腐朽菌の発生抑止効果も得ることができます。
これらの木材の弱点克服により、強度を長く保つことができます。
木材なのに燃えにくい
改質処理によりガラス質が充填された木材は燃えにくくなり、引火や延焼を防止します。また、他の防炎処理によって生じる白華などの美観を損ねる変質、変色もありません。
これまで防炎基準などの条件により、木材活用が難しかった箇所への木材活用の可能性が広がります。
健康、衛生、安全
液体ガラスは薬剤でないため健康への影響はありません。また、改質処理により、木材表面の抗菌、抗カビ、ダニの発生を抑えるなどの効果が得られ、ブドウ球菌、大腸菌、カビなどの繁殖を抑えた衛生的な環境を保てます。
併せて、木材繊維の強化により、ササクレ、トゲが出にくくなるので、怪我の心配も無く、安心して手で触れることができます。
水を防ぎ、呼吸する木材
改質処理で木材の細胞壁に浸透したコロイドガラスは、ナノ化された空隙を形成し、水の侵入を防ぎながら蒸気を通過させます。これにより、高い疎水性をもちつつ、自由に呼吸し湿度バランスが保てるようになり、高温多湿で水が直接かかるような場所でも木材を利用することができるようになります。
高い硬度と施工性
ガラス成分が細胞壁自体を補強、給水を防ぐことで収縮・膨張を抑え、寸法安定性が向上します。また、コロイドガラスの浸透により、木材の油脂分と結合水を保ちつつ、緩やかに自然乾燥するため、反りや狂いの発生が抑えられます。
これらの性質により、これまで造作が難しかった大型の木材エクステリアの施工が可能になります。
広がる木材の可能性
木材のあり方を大きく変えた液体ガラスは、これまで木材の利用範囲を超えたさまざまな場所で活用されています。
- 温泉施設
- 食品工場
- 商店街木道
- 保育園フローリング
- 古民家リノベーション
- カフェ、レストラン
- 駅、桟橋などの公共施設
※液体ガラス塗装の施工対象エリアは、広島、山口東部になります。