こんにちは。宮田です。
広島市内のお寺へホウ酸によるシロアリ防除工事に行ってきました。

お寺の庫裡にシロアリの被害があり、根太など取替え工事をされる時に床板を剥がした状態でシロアリ予防をさせていただきました。
調査に伺った時に、古い被害ではありましたが畳まで見えました。

床下も調査しましたが、蟻道が有りましたが新しい被害痕は見られませんでした。
こちらのお寺はご住職がずっといらっしゃるのではなく、地域のご門徒の皆さんで管理をされているので、なかなか被害を見つけることが出来なかったご様子です。
土台にも大きな被害はなかったので、根太や床板の取替えをされて建物を維持されることになりました。今はシロアリは居ませんが予防のため、古い被害が見えた木部付近へ穴を開けてホウ酸水溶液を注入しました。

その後、見えている木材と取付前の木材全てにホウ酸水溶液を噴霧しました。

お寺やそれに付随する建物も建て替えなどではかなりの費用が必要となります。広島市内で原爆被害を逃れられたお寺はいろいろと指定されている場合もあり、建て替えなどは更に容易ではありません。
今後、お寺を守る人も減って来ると思われます。薬剤による5年ごとの処理はかなりの費用で負担も大きくなります。
今回のお施主様もその5年ごとの費用と、人が集まるところでの薬剤の影響を心配され、ホウ酸を探されて弊社にご依頼をいただきました。
今有る大切な財産を長く守っていくには、ホウ酸によるシロアリ対策がベストだと思います。
ホウ酸による防腐防蟻工事のご採用ありがとうございました!