米田です。 セルロースファイバー断熱材を採用された工務店さんから 他の断熱材と同じ性能なのに、室内環境が明らかに違う と言われることがあります。 断熱材の性能は一般的に 熱伝導率という熱の伝わりやすさを表す指標で比較されます。 熱伝導率は数値が小さいほど断熱材としての性能が良くなります。 同じ性能にしようとした場合厚みで表すと セルロース100mm=高性能GW95mm=フェノール50mm フェノー
コラム
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ホウ酸を知っていただきたい
こんにちは。宮田です。 今日はいろいろとお話しをさせていただく中で感じた事をちょっとだけ。 私たち山陽木材ではホウ酸を使ってお家のシロアリ予防と駆除を行っています。 はっきり言って、ホウ酸でシロアリ予防が出来るのをご存じの方は少ないと思います。なんとも残念です・・・ そして、お家を新しく建てる時に、木造である限りシロアリに食べられる可能性が有る!のを前提にされてはいないと思います。 シロアリに食べ
![南海トラフ地震とシロアリ予防](https://sanyolumber.com/wp-content/uploads/2023/03/20230306_074343000_iOS-1280x966.jpg)
南海トラフ地震とシロアリ予防
米田です。 週末NHKで南海トラフ地震のドラマを放送してました。 衝撃的な内容でしたね。 広範囲に強い地震が起きる南海トラフ 広島でも震度5~6が想定され被害が広がる恐れがあります。 2030年代に起こると予測されています。 過去の地震のデータによれば 倒壊した住宅の多くがシロアリ被害や腐れが確認されており シロアリ・腐れ対策は耐震性能に大きくかかわるのです。 新築の時は予防処理しているのですが
![日本のシロアリ予防の現状](https://sanyolumber.com/wp-content/uploads/2023/02/455be25312ae4f71725de033644e6ab4-829x960.jpg)
日本のシロアリ予防の現状
山陽木材でシロアリ予防にホウ酸を使用しているのは 人間やペットへの健康被害がない、安全に使用でき 効果が持続し再処理の必要がないから。 しかし 日本で主に使用されているシロアリ予防薬剤は 合成殺虫剤、いわゆる農薬系。 農薬は農作物に使用されるため、成分が分解、揮発し なくなるように設計されています。 それを長く住む家に転用しているのが現状。 揮発してなくなってしまうという事は シロアリに対して無防
![実は火に強いセルロースファイバー](https://sanyolumber.com/wp-content/uploads/2022/04/1ea0d40daaf92aa32df6f081ba08c894-1280x690.png)
実は火に強いセルロースファイバー
米田です。 セルロースの質問で一番多いのが燃えるのではないか? 答えは燃えません。 ホウ酸・硼砂が入っているおかげで燃えにくくなっています。 不燃ではないですが難燃扱い。 今回建材試験センターでの試験の様子をお見せします。 上記の写真が試験体で各断熱材ごとに区画されています。 壁の構成は外側から 杉板25㎜→通気層12㎜→合板12㎜→断熱材→強化石膏ボード12.5㎜×2 防火地域でも外壁に木を貼り
![羽アリシーズン](https://sanyolumber.com/wp-content/uploads/2021/06/o4960701514937708392-905x1280.jpg)
羽アリシーズン
ゴールデンウィークのお休みが終わりました。 遠くへ旅行などまだ叶わないことが沢山ありますが、一日も早く通常生活に戻られるようこれからも気をつけて過ごしていきたいものです。 ゴールデンウィークが過ぎたら羽アリのシーズンがやって来ます。雨が降った次の日に気温が上がったら羽アリが飛び立ちます。これを群飛といいます。 シロアリもクロアリもそっくりなのでなかなか見分けがつきにくいものです。 羽アリがいたら、