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お寺のシロアリ予防とムシ対策の工事

こんにちは。宮田です。

先日調査でおうかがいした、広島市佐伯区のお寺のシロアリ予防とムシ対策の工事をさせていただきました。

いつ見ても、立派な山門!

床下の水溶液処理、湿度が高く濡れている床下の木部へチョーク状のホウ酸を設置、本堂の中のキクイムシ対策、本堂の屋根裏のダスティング処理を行いました。

床下の水溶液処理。

昔からある木材は石の束石にのっていましたが、補修してある木材はコンクリートの束石が設置してありました。どちらもシロアリが蟻道を作って上がって来るリスクが減るようにホウ酸水溶液を処理しました。

湿度の高い木材へホウ酸をチョーク状にしたものを設置し、

じわじわ溶けて効果が続くので、時間が経つとチョークが小さくなり隙間が出来て来ます。そこからシロアリが侵入しないように、ホウ酸入りのパテで塞ぎました。

その後、床下全体にホウ酸水溶液を噴霧しました。ホウ酸には腐れの元である腐朽菌やカビを抑える効果もあります。

小屋裏へのダスティング処理

一般的なお家よりお寺など大きな建物は、小屋裏は高さ広さもかなりあるのでダスティング処理もホウ酸の粉を撒くのに時間がかかり、空間まで真っ白になります。これはシロアリだけでなく、ゴキブリやムシ対策になります。

ホウ酸の粉が着いた木材です。天井の隙間からもし粉が落ちてきて、仏具にかかったらいけないので養生も丁寧に行いました。結構大変な作業でした。

本堂の中のキクイムシ対策

キクイムシの粉が見える箇所へ処理しました。

木の中にいるキクイムシには残念ながら効果はあまり望めませんが、これから木をかじって入って来ないようにする予防には効果があります。

お寺や集会所のような人が集まる建物のムシ対策は農薬系ではなく、身体にほぼ害の無いホウ酸での予防対策が一番です。

近頃では、人口減少にも伴い檀家さんが減ってお寺そのものを維持するのが大変になって来ていると伺いました。

農薬系のシロアリ予防を行うと5年ごとに費用がかかってくるので予防工事をしてもらいたいが、いくら大切な建物といえども躊躇するとも伺いました。

ホウ酸は大雨などで水に流されたりしない限り効果が続きます。費用の負担を抑えるためにもホウ酸での予防を検討されてはいいのではと思います。

ホウ酸でのシロアリとムシ対策の採用、ありがとうございました!!