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アメリカカンザイシロアリ防除工事後の調査

昨年、春にアメリカカンザイシロアリの防除工事をさせていただいたお家へ、施工一年後の調査へ行って来ました。

先に結果から!前回防除工事をさせていただいた箇所に問題ありませんでした!!

今回も歩く所の養生から

前回の防除工事をさせて頂いたときに、仮止めをしていた壁のボードを剥がして調べました。

工事前はフン粒が沢山見られましたが、ホウ酸がしっかり効いて落ちていませんでした。ホウ酸のチカラを改めて感じました。

小屋裏の状態です。この白い粉前回のダスティング処理の際のホウ酸です。この粉の上をアメリカカンザイシロアリなどのムシが歩くと、体にくっついたホウ酸の粉をムシが舐めて死んでしまいます。

農薬系の薬剤とは違い、ホウ酸は揮発せず処理したままで残るので再処理が要りません。

薬剤は処理した際にはしっかり効きます。しかし、ムシが死んでしまう薬剤が空気中に揮発して私たちが、生活する空間にも出てきてしまいます。その汚れた空気を呼吸する私たちの身体に取り込むのは良いことではありません。揮発し、守って欲しい木材には残らないので再処理が必要となります。そして、悪い空気をまた身体に取り込む・・・が続いていきます。お金もかかり続けるし、身体にも負担がかかり続ける。

出来るときに害の少ないホウ酸で予防し、お家を長持ちさせるのが良いのではないでしょうか。

アメリカカンザイシロアリの死骸がありました。前回の処理の時に木材の中に生き残っていたものだと思われます。木材から出てきたらホウ酸の効果で死んでいくので、これからの被害にはなりません。

お施主様が、ホウ酸の処理後にアメリカカンザイシロアリ被害が止まっているのを確認していただきました。

ホウ酸ってすごいんですね。もっと早く施工してもらえばよかった。本当にありがとうございました。

と施工者冥利に尽きるお言葉をいただきました。

木のくずが見える、何かに食べられた痕がある等、心配な事がありましたら是非ご相談下さい。

ホウ酸によるアメリカカンザイシロアリ防除の採用ありがとうございました!