こんにちは。石橋です。
山口県光市へ新築ホウ酸工事に行ってきました。2階建ての大きな住宅です。
今回は標準処理でご採用いただきました。
現場に着くと、室内はきれいに整頓されていました。大工さんの道具などにホウ酸水溶液が付着しないよう、しっかり養生をします。
シロアリ侵入経路遮断処理をして、木部にホウ酸水溶液処理をしていきます。
シロアリ侵入のリスクが高い、玄関土間の入隅や基礎の水抜き穴などを、ホウ酸入りのシーリングとパテを使って塞いでいきます。
床下から土台、大引、床合板を水溶液処理。
室内外で木部に水溶液処理。
標準処理の場合、施工範囲は基礎天端から1メートルの高さまでが基本ですが、玄関周りや浴室周りなどはシロアリ被害のリスクが高いため、桁の高さまで水溶液処理をします。
実際に別の現場で、シロアリが玄関の床下から2階の部屋まで到達していたこともありました。また別の現場では、浴室そばの床下から2階へ上がっていたこともあります。
既存のお宅で、壁を剥がして中の構造木材にシロアリ対策処理をすることは、手間も費用も大変になります。
新築時に『できるときにできるだけ』ホウ酸施工をして予防しておくことが大切です。ホウ酸防腐防蟻工事をご採用いただき、ありがとうございました。